研究資料７
ディスクXの有効性
特定の物質のみを崩壊させる超兵器 でも・・・・・
かなり小難しい話になっていますが、付き合ってね
まずはこれを見てからだね
考察１・ディスクXとは
この研究を行う上で、まずは「ディスクX」とはなんぞや？とおっしゃる方も居ると思われるので
まずは、おさらい含めて説明いたしましょう！
ディスクXとは
破壊対象の物質に対し、固有振動周波数を持つソリタリーウェーブを照射する事により
破壊対象のみを粉砕する事が出来る
正直、何の事を言っているのか解らないですよね・・・
しかし！ 解らなければ、解るように研究しましょう！
考察２・固有振動周波数
まずは固有振動周波数を考えていきましょう
固有振動とは、ある物質を自由に振動させた時に検出される振動の事です
身近な物で例えるなら、ギターを演奏される方はお持ちだと思われる
「音叉（おんさ）」です
音叉は、弦楽器の調律に使われる物ですが
必ず一定の音になりますよね
じゃないと、音合わせ出来ませんからね
ここからが本題です
音叉に、音叉から発生する音と同じ音を当てると
音叉自身を動かさなくても、振動し始めます
これは、共鳴現象と言い
与えられた振動が、自身が出す振動と同じ場合
その振動を受け取ってしまう現象が起こります
この共鳴現象を起こす鍵になるのが
固有振動周波数です
固有振動周波数は、あらゆる物質にあります
ぶっちゃけて言えば、対象の周波数を知っていれば
この世にある全ての物質を振動させる事が出来るのです！！
＞厳密に言うと、固有とは言っていますが
全ての物質が違う周波数に反応する訳では無いんですがね
でも・・・・振動で攻撃になるのかしら？
と、お思いでしょうから
次の考察に移りたいと思います！
考察２・振動によっておきる現象
論より証拠！
次の動画を見ていただこう！
この動画は、タコマナローズ橋という橋で起こった現象です
これは、風などの外的要因により橋が揺れた時
この橋が持つ固有振動周波数と揺れが一致してしまい
共鳴現象を起こしてしまっている状態です
共鳴現象が起きている状態で
外部からの振動が与え続けられる場合、振動を受ける側に破壊現象が起こる場合ある
この橋の場合、振動を与えられ続けた結果
崩落してしまっている
（この資料を書いている時点では、新しい橋がすでに架かっていますけどね）
正直、この動画を始めて見た時は怖かった・・・
この様に、規模は違えど振動が起こす力は凄まじいものがあります
考察３・ソリタリーウェーブとは？
いよいよ確信に迫りたいのですが・・・・
そもそも、ソリタリーウェーブという言葉が表す意味は
「孤立波：(solitary wave)」です
やはり、振動（波形）を示す言葉で間違いない様です
今までの考察から考えると次のような事が解ります
１．対象の物体に対し、振動を与える
２．振動は、対象の固有振動周波数と同じ周波数である
３．振動を与え続ける事で共鳴現象を起こし、対象に破壊現象を起こさせる
以上の事が、ソリタリーウェーブを照射する事で起こる訳です
上手に使えば、ありとあらゆる敵を確実に粉砕出来るでしょう
さらに可聴域なら音として聞こえてきます
まぁ、殆どは範疇外でしょうがね
但し、気を付けないといけない事があります
固有振動周波数には、ある程度プラスマイナス幅があり
完全に一致していなくとも、振動はしてしまうという事です
あくまでも、完全に一致している時に最大効力を発揮するというだけで
周りへの影響が０では無いのです
あぁ！だから指向性を絞って使っているのか
じゃないと、地域住民一斉に
鼓膜破裂！
なんて事になりかねませんからね
考察４・なぜ？使用後にディスクは消えるのか？
そうです！私が一番気になっていたのはここなんです！
なぜなのか？
ここで、引っ掛かっているのはディスクXの形状です
ディスクXは「CD」に見えるでしょう？
CDはデータを書き込んでいるメディアです
使用後に砕け散るならトモカク
消滅してしまうのはなぜか？
ここで一つの仮説を提唱します
ディスクXは音叉なのではないのか？
様は、実際振動を発生させているのは、マイクサーティーンのスタジオ７では無く
ディスクX自身なのではないのか？
これなら消滅する理由も、マイク自身が影響を受けているのも筋が通せます
では、解説に移ります
GGGの技術力を持ってすれば！って言うか
敵をピンポイントで狙い打つだけの事やってのけるんですから
振動に完全な指向性を持たせることが出来でしょう
それなら振動発生部をマイクより前に付ければいいじゃないですか
そうすれば、発生器の後方に居るマイクには影響０！
もうやりたい放題！
でも、マイク自身に影響が出ているという事は
振動の発生源は、マイクより後方に無いといけない訳です
んじゃぁ、スタジオ７から？
でもスタジオ７に発生器らしき物はついていないよなぁ？
もしかして足元から？
それじゃ本末転倒！
マイクだけソリタリーウェーブにさらされて空中飛散！
ここで注目したい点がある
発生器らしきものがあるじゃないか！
マイクの足にｗ
でも、これだと指向性をもったソリタリーウェーブは
正面方向に伝達されてしまい、ディスクX自身には当たらない・・・
ここで最初に言った事が出てくる訳です
ディスクX自身が振動の発生源であり、マイクの足に装備されている発生器が振動の増幅器だとするならば
セットされ密閉状態にあるディスクXはマイクの胸部で振動を乱反射させながら
ディスク自身を破壊してしまう
尚且つ、マイクの中心部で振動が絶えず発生するならば
マイク自身も影響を受けることは必至です
という事は、ディスクX自身が振動を起こし
ソリタリーウェーブを発生させているのですから
ディスクX自身の固有振動周波数も、当然破壊対象と同じものになります
じゃないと、振動が伝わっても、あんまし効果ないでしょうから・・・・
それなら、当然破壊対象と同様に
ディスクX自身も消滅してしまいますし
マイク自身も中で暴れまわる振動に、影響を受けるでしょう
あれだけコンパクトな物体で
巨大な物体に干渉できるソリタリーウェーブを発生させるですから
当然、現行科学では不可能でしょうし
出来たとしても、量産体制を作るのは難しいでしょうねぇ
それに、対象の固有振動周波数も解析しないと作れませんしね
＜まとめ＞
ソリタリーウェーブはれっきとした物理現象なので
現実に出来うる技術だと考えられます
それに、人類は固有振動周波数が及ぼした影響も
しっかり目撃しているんですから
作品中に獅子王雷牙が言っていた様に
「原子レベルにまで入り込み、固有振動に同調させて破壊する」
「理論上破壊できないものは無い！」
「全人類をも滅ぼしかねない」
まさにこの言葉通りだと思います
防御不能のこの兵器・・・・
相当ヤバイ技術なんですねぇ
それを踏まえてこう結論付けたいと思います
結論
現実可能な技術ではあるが
ディスクXは現人類には過ぎたる物
ただ・・・もうちょっとやり方があったんじゃないかな？GGGさん・・・